2020年開催の東京オリンピックのチケット抽選申込も終わり、いよいよとなってきました。
オリンピックの男子バスケットボールで出場が期待されている、八村塁選手。
今回は、八村塁選手について、オリンピックに出場するかどうか、NBAドラフトやインスタ、プロフィールを紹介します。
八村塁のオリンピック出場
2019年3月に開かれたFIBA(国際バスケットボール連盟)理事会で、2020年開催の東京オリンピックで、男女バスケットボールともに日本に、開催国枠が与えられることが決定しました。
男子は、1976年モントリオールオリンピック以来の44年ぶり、7度目の出場となります。
開催国枠が与えられるまでの道のりは決して簡単ではなく、開催国枠として出場権を取得する条件の「ワールドカップ16強相当の世界トップと戦える実力をつけること」が提示され、目安として、2019年ワールドカップ本戦に出場することが必要でした。
男子バスケットボール日本代表は、世界ランキング48位で、今までに中々成績がふるわず、厳しいものでした。
1次予選では4連敗し、予選通過が危ぶまれていた中、八村選手とニック・ファジーカス選手(初代BリーグMVP)が合流したオーストラリア戦で、渡辺雄太選手(田臥勇太選手に続いて日本人2人目のNBAプレーヤー)も含め、3人の活躍もあり勝利して、そこから怒涛の8連勝で、見事21年ぶりに本戦出場を果たしました。
この活躍ぶりにより、オリンピック代表候補の1人に、八村選手の名前があげられました。
日本バスケットボール協会の東野智弥技術委員長は、八村選手のオリンピック参戦について、「(八村・渡辺の参戦は)100%ではないが、確率は高い」とコメントを残しています。
まだ、確定ではありませんが、出場する可能性は大いにあると言えるでしょう。
八村塁のNBAドラフト情報
八村選手は、2018年にNBAドラフトにエントリーすることが予想されていましたが、エントリーせず、今年2019年4月に自身のツイッターで、家族やコーチ等と相談した結果、エントリーすることを表明しました。
そして、6月21日(現地時間:6月20日)にアメリカ、ニューヨークのバークレイズセンターで行われた、NBAドラフトで、八村選手が1巡目9位で、ワシントン・ウィザーズに指名されました。
世界のバスケットボールプレーヤーの人口は約4億人と言われており、その中の頂点とも言えるのがNBAで、この「1巡目9位」を意味するのは、世界のバスケットボールプレーヤーの中で、最も注目すべき選手の9人目ということになるので、とても素晴らしいことです。
今回のドラフトで八村選手は、日本人初の1巡目指名が確実視されており、NBAのアダム・シルバー・コミッショナーに「グリーンルーム」に招待されました。
このグリーンルームは、VIP待遇であり、上位10位以内の指名が予想されるトップ選手のみ、入室が許可される部屋で、当日は自分の名前が読み上げられるのをそこで待つそうです。
グリーンルームに招待されても、名前が読み上げられない選手もいるそうなので、10位以内に読み上げられた八村選手は、本当にすごいです。
年俸は初年度は約4億円だそうで、2年目は倍額の可能性もあるそうです。さすがNBAだけに、初年度から金額も驚きですね。
八村塁のインスタ・プロフィール紹介
八村選手のインスタはこちら→rui_8mura
八村選手のツイッターはこちら→@rui_8mura
— Rui “Louis” Hachimura 八村 塁 (@rui_8mura) June 28, 2019
八村塁(はちむらるい)のプロフィール
1998年2月8日生まれ 20歳(2019年6月現在)
富山県出身
背番号:21
ポジション:スモールフォワード/パワーフォワード
高校は、バスケットボールの強豪校、仙台の私立明成高校。
大学は、アメリカのゴンザガ大学。こちらも強豪校です。
子供の頃は、空手、サッカー、陸上、野球等をしていましたが、中学の頃、友達に誘われバスケットボールを始めます。
部のコーチに褒められたこともあり、入部し、本格的に始動。
高校1年生の時、全国大会のウインターカップの決勝では、32点も決めて優勝に貢献し、1試合平均で27.4得点しました。
2014年のU-17世界選手権で、日本代表は、1勝6敗14位に終わりましたが、その中で八村選手は、平均得点・総得点共に全体の1位をマークし、アメリカやオーストラリア等世界の強豪国チームを含めた7チームと戦った中で、1試合平均22.6点を取りました。
この国際試合の活躍がスカウトの目にとまり、アメリカでも有名なバスケットボール強豪校のゴンザガ大学からオファーを受け、入学します。
八村選手は、アフリカ・ベナン人の父と日本人の母の間に生まれたハーフで、4兄妹の長男です。
父親は、居酒屋の店主をしており、公用語のフランス語以外に、日本語を含め、なんと7ヶ国語も話せるマルチリンガルで、母親は英語の教師をしています。
父親はバスケットボール選手だったそうですが、八村選手に強要はせず、やりたいことをやらせていたそうです。
弟の阿蓮さんと妹の安美菜さんの中学は、世田谷区立梅丘中学校、高校は、明成高校とどちらもバスケットボール強豪校で、2人ともバスケットボールをしています。
4兄妹のうち、3人がバスケットボールをしているのですね。弟さんも妹さんも将来は、八村選手みたいな素晴らしい選手になることに期待です。
八村選手はハーフですが、日本で暮らしてきたため、英語にかなり苦戦したようです。
ゴンザガ大学に入学した頃は、英語での補習を受けないと授業についていけなかったそうです。
それでも八村選手は大変努力家で、マルチリンガルの父、英語教師の母の力を借りず、自身で勉強し、今では日常会話ならなんの問題もなくスラスラと話せるようになっています。
まとめ
男子バスケットボールの八村塁選手についてご紹介しました。
これまでに数々の場で活躍し、期待されている選手で、NBAドラフトではVIP待遇で、9位指名だった素晴らしい選手です。
オリンピック出場の可能性も大いにあるので、オリンピックを含め、今後の活躍が楽しみですね!
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