今年開催される福岡国際マラソン2019は、東京オリンピック男子マラソン代表の最後の枠、3枠目を決める重要な大会となっています。
今回は、福岡国際マラソン2019について、国内と海外招待選手の紹介、日程やテレビ放送情報をお伝えしていきます。
福岡国際マラソン2019の国内と海外招待選手一覧!
第73回福岡国際マラソン選手権大会 兼 マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ ~東京オリンピック日本代表選手選考競技大会~は、日本陸上競技連盟、朝日新聞社、テレビ朝日、九州朝日放送主催で行われるマラソン大会で、毎年12月の第1日曜日に開催されています。
このマラソン大会は、世界で最も長く続くマラソン10大会の一つで、かつては、「非公式の世界選手権大会」とみなされ、トップランナー達が集う、世界最高峰のレースと言われています。
コースは、平和台陸上競技場をスタート・ゴール地点とし、福岡市西南部を周って、福岡市東区香椎を折り返し地点として、42.195kmを走破します。
国内と海外招待選手一覧
【海外招待選手】
エルマハジューブ・ダザ(モロッコ)
ツェダトアベジェ・アヤナ(エチオピア)
コーエン・ナート(ベルギー)
レイモンドキプチュンバ・チョゲ(ケニア)
アマヌエル・メセル(エリトリア)
アブディイブラヒム・アブド(バーレーン)
クリスチャン・パチェコ(ペルー)
シャドッラク・キプラガト(ケニア)
【国内招待選手】
藤本 拓(トヨタ自動車)
佐藤 悠基(日清食品グループ)
川内 優輝(あいおいニッセイ同和損保)
マイケル・ギザエ(スズキ浜松AC)
福田 穣(西鉄)
今回の大会では、2020年東京オリンピック男子マラソン日本代表の最後の枠を、決める大会でもあります。
今年9月15日に行われた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で、優勝の中村 匠吾(富士通)、2位の服部 勇馬(トヨタ自動車)がオリンピックの代表に内定しました。
残りの1枠は、MGCで3位だった大迫 傑(ナイキ)か、今大会から始まる対象3レース、福岡国際マラソン・東京マラソン(2020年3月1日)・びわ湖毎日マラソン(2020年3月8日)で、日本陸上競技連盟が設定したタイム2:05:49を上回った最速の選手が選ばれます。
近年の結果・優勝者
2016年
優勝 イエマネ・ツェガエ(エチオピア) 2:08:48
2017年
優勝 ソンドレノールスタッド・モーエン(ノルウェー) 2:05:48
2018年
優勝 服部 勇馬(トヨタ自動車) 2:07:27
2位 イエマネ・ツェガエ(エチオピア) 2:08:54
3位 アマヌエル・メセル(エリトリア) 2:09:45
昨年は、日本選手が14年ぶりの優勝を果たしました。
ちなみに、最高記録は、ツェガエ・ケベデ(エチオピア)選手の2:05:18です。
過去の記録から見ても、日本陸連が設定した、2:05:49のタイムは厳しいものとなっています。日本選手達がどんな走りを見せてくれるのか楽しみですね。
福岡国際マラソン2019の日程とテレビ放送情報
第73回福岡国際マラソンは、2019年12月1日(日)12:10~開催されます。
テレビ放送は、テレビ朝日系列で全国生中継の予定です。
昨年、テレビ朝日系列全国29ネットで、12:00~14:26まで実況生中継されたので、おそらく放送時間も同じ12:00からだと思われます。
テレビ中継の他にラジオ放送も行うようです。
昨年は、全国6局ネット(九州朝日放送・ニッポン放送・朝日放送・東海ラジオ・STVラジオ・信越放送)で、12:00~14:30まで放送されました。
まとめ
今年行われる福岡国際マラソン大会では、東京オリンピック男子マラソン代表者、最後の枠を決める大会ですが、その枠を手にするためには、設定タイムを上回らなければなりません。
果たしてどの選手が優勝するのか、東京オリンピック代表の切符を手に入れるのか、楽しみですね。

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